中庭光彦の地域活性化マネジメント研究室

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zoom RSS まずファクトを! 研究企画発表会@ The インターゼミ in History(8)

<<   作成日時 : 2010/06/13 10:58   >>

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6/12は、各グループの研究計画書の発表会前半。以下テーマの計画書が学生から発表され、学長からのコメント。

(1)「東アジアの未来像の構築に向けて:東アジアの再検討から構想する未来」(アジアの歴史・文化グループ)
学長:文献を読み始めたら「自分たちが何も知らないことに気づくはず。それが大事」。また、幕末以降、脱亜論とアジア主義という二つの対立的な精神的態度が現代まで持ち越されているが、それをどう捉えるか?基本的なアジア論は読んで欲しい。

(2)「アジアとどう向き合うか」(アジアの経済グループ)
学長:「どうすべきか」の議論に入る前に、ファクトをきちんと捉えてほしい。アジアの人・モノ・カネの動きを押さえ、アジア経済マトリクスを頭に入れて欲しい。「FTAに日本が消極的」という発言があったが、WTOによる多国間貿易交渉を一時選択した日本にとって、コトはそう単純ではない。また、「法人税率が低くなれば競争力が高まる」というような発言もあったが、国内経営者が法人税率をどれほど意識しているのか。法人税率を下げることによる税収不足をどの財源で補填するのか?経営者側の資料をうのみにせずに、大学生として事実を追ってもらいたい。

(3)「日本の観光」メディアサービス・エンターテイメント・観光チーム
学長:日本観光学会の動きをフォローしてほしい。訪日外国人の分析にしぼったほうがいい。クールジャパン論の実態などを研究したらおもしろいのではないか。ジャパンポップをフィリピンの若者が聞いているという実例もある。

(4)「ディズニー」(ディズニー班)
学長:ディズニーの虚構性を見破るぐらいまで、研究を高めて欲しい。なぜディズニーは生き延びているのか。昨年のディズニランド研究グループの学生が「ディズニーランドになぜ行くのか?それははずれ感が無いから」と答えたのが記憶に残っている。何度も足を運ばせてしまう秘密は何なのか。学生らしい感覚で「経営としてのディズニー」を考えて欲しい。

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学生の発表はどれもおもしろい。おもしろいと思えるのは「テーマがたいへん大きい」から。でも、各チームの問題意識はたいへんよく伝わってきた。これからファクトを追うと、一人ひとりのメンバーの頭の中で化学反応が起きテーマも限定され深くなってくるだろう。化学反応を促す役割を担う者として、学生と同じ研究メンバーの一人である教員の役割は大きいなぁ、と感じました。
次回6/19は、多摩学グループと環境グループの研究企画を発表の予定。

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