インターゼミ2011(25)

正月明け最初のインターゼミ。
大学院生、学長の話の後、各グループの討議。
昨年12/24に送られたレポートを教員が読み、修正点を指導するのが今日だ。といっても、多摩学グループの場合、直すところが多い。最終提出日は1週間後の1/14日なので、「どこまで直してほしいか」と「どこまで直せるか」という教員のバランス感が重要になってくる。

多摩学グループはそこそこ、おもしろいものができたのではないかと思っている。明治末期から昭和前期にかけて多摩地域で新中間層が増加する中で、中里介山と白洲次郎という生まれも世代も違う人間が、いかなる手段で世代間移動を試みるのか?その際に、多摩という土地はどのような資源性をもっていたのか?というもの。

かつて橋川文三が『近代日本政治思想の諸相』『昭和維新試論』等で展開した問題意識や、ドイツ・フランクフルト学派でエーリッヒ・フロムが書いた『自由からの逃走』、1984年に書かれた村上泰亮の『新中間大衆の時代』、最近では2000年に佐藤俊樹が書いて話題になった『不平等社会日本-さよなら総中流』、そして現在、東浩紀がまるで80年代のキッチュとして活動している『思想地図』等につながるように、中流階層論は実は奥深く、歴史の変わり目の最初に問題視される。その中間層と多摩という立地を問題にしたわけだが、何らかの手応えはあったのではないだろうか。

学生はがんばったと思うのだが、諸橋先生と慨嘆したのは、「学生は、なぜ、わからない言葉をそのままにしておくのだろうか」という点だった。例えば新中間層の心性として「snob」が話題になったのだが、調べていない。
大学生なのだから、調べようよ!

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