組織としての八王子千人同心とは? The インターゼミ in History(11)

■走る学生
今日は学長不在のため、冒頭久恒先生の話の後、すぐに各グループ毎のディスカッションに移った。
インターゼミの合宿が8/26-27に予定されており、そこでは中間発表を行うことになっている。それに向けて、学生は走り始めている感じだ。
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環境グループのディスカッション風景。左端から菅野先生、長田先生。

■今日の多摩学
私の所属する多摩学グループでは今日から学生による発表だ。
先週の議論で各人が意識したテーマ、視点は、以下の表の通り。
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最初は高遠君の発表。多摩川を治水の視点から調べるというもの。小河内ダム計画の話を発表した。
配付資料を用意していなかったので、松本先生から「発表の際には資料を用意して配ること」とまず注意。
私からは背景情報についてのコメント。関東大震災後、被災者などが郊外に流出し、地方からも人口が流入し水需要が急に増加する。また震災復興によるコンクリート建築の増加により良質な川砂利産地としての多摩川が注目されるが、それは治水にマイナスの影響をおよぼした。多摩川の利水、治水の面で郊外の人口増加が新たな現象を生み出し始めたわけだ。その対応の一つが小河内ダムという形で現れた。
まず事実として『多摩川誌』などで「多摩川の水害年表(出水地を含む)」と、水害についてどんな対応がなされたのか(多摩川に限らず)調べるように話した。

次に三谷君の発表。八王子千人同心を組織論の視点から調べるとういもの。発表された千人同心の仕事というのが、日光東照宮の警備、江戸の消防、道路整備、そして何回か話に出てきた蝦夷地の苫小牧開拓。
いったい、千人同心の仕事は何なのか?
そこに松本先生、私の疑問が集中した。
これも基本として、『八王子市史』などを見て、千人同心の関連年表と、その成員、身分、組織を調べることになった。

最後は、多摩学グループとしての夏合宿の話。どうするかは決まらなかったが、多摩川遡上、千人町、八王子の養蚕流通がわかるような場所、などいくつか出てきた。中間発表前にこの合宿(もしかしたら取材旅行)をするのがよいのかどうかも考えなくてはいけないと、松本先生からの意見。

ここで、終了。来週の発表は高橋君、山田君。

来週、私、松本先生、酒井先生は学会出張で休みますので、このインターゼミブログは1回お休になります。

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